2025/5/18 15:48
東京都調布市 リノベーション工事の水道新規配管
東京都調布市富士見町でマンションのリフォーム工事を開始しました。
96年築と阪神淡路大震災後、建築工法の過渡期で、いろいろな工法で施工されている時期です。
このマンションもヘッダーと呼ばれる場所に一度、水道・お湯のメイン管をもってきて
そこからそれぞれの場所に分岐していく工法です。
一度ヘッダーまで行くのと、それぞれの場所に1本1本持って行くので、配管材料が多くかかります。
このマンションは床がコンクリート直にフローリングを貼るので、配管が出来ません。
その為、キッチンの給湯給水管もコンクリートから出ています。
けど、鞘管工法で、給湯給水管とは別にパイプの中を通て配管されています。
※写真のオレンジや青の管の中にクリーム色の給湯給水管が通ています。
今回、キッチンの交換をするのに、食洗器を付けたいと要望があります。
簡単に付ければ良い訳ではありません。
給湯管の太さが10Aと呼ばれる10mmの管を使用していました。
単純に、これを食洗器とシンクに分岐してしまうと両方使用するとお湯の出が悪くなります。
そんな訳で、配管を交換する事に。
『給湯給水管が劣化しても抜き差しで交換できる』
これがヘッダー・鞘管工法のメリットです。
鞘管と呼ばれるパイプの中を通し簡単に交換出来る。
理論上、言われておりますが、現場はそんなに簡単にはいきません。
なぜなら、
コンクリート施工時に配管をつぶしてしまったり、
急に曲げてしまったりする人がいるからです。
新築時は多くの人が関わるので、水道の知識の無い人も多くいます。
先日も電話線の配管を、つぶされてしまっているマンションも当たりました。
まずは、慎重に、今の給湯管をヘッダー部分とキッチン側で前後に動かします。
2人作業で声を掛けながら、前後に15cm程、行き来させます。
今回はスムーズに動くので問題なさそうです。
なので、今度はヘッダー側の既存の給湯管と新しい13Aと呼ばれる少し太い給湯管をくっ付けます。
そして、一気にキッチン側から引っ張ります。
見事、新しい給湯管に入れ替わりました。
毎回、途中で詰まったらどうしようとドキドキしますが、成功です。
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