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2019/7/7 9:43

上中里 リフォーム工事中


壁を壊した後、
新しく壁を作るのに石膏ボードを止める壁の下地材(写真中央の木材)を入れる必要があります。
当社では、極力、既存の材料を使うようにしています。
※写真はわざと中古と判り易いように釘を残しています。
材料代の節約?と思われるかもしれませんが、
釘やボンドが付いていたりするのでいちいちはずし使うのは面倒。
むしろ、新しい木材を入れた方が圧倒的に楽です。
それでも使う理由は、
柱と同じ時期の材料だからです。
この現場も築25年。
新築時、柱は105mmだったと推測されますが、
25年後の今は、102mm程度。
水分が抜けて3mm縮んでいます。
リフォーム時に新しい102mmの材料を入れると
5・10年後に100mm以下になる可能性もあるから
当社では、丁寧に壊し、極力、下地材に古い材料を使います。
そうすれば、後々、木材がやせてクロスが割れる可能性を少しでも下げられます。
後々の事を考える。
見えない所ですが、小さなこだわりです。