2021/5/4 8:03
壁に黒カビ 梅雨前に 結露対策 していますか？
マンションの1室。壁のクロスに黒カビがびっしり。
そんな部屋はしょうがないとあきらめていませんか？
梅雨に向けて、結露対策をしたいと言うお話が増える時期です。
結露の原因は、外気温と室内側の温度差と湿度。
古いマンションはどうしても断熱材が性能が悪く、
柱や梁がコンクリートに直接クロスを貼っているケースもあります。
その場合は、冬などは外の寒い冷気がコンクリートを伝わってしまいます。
どうしても、結露がしやすい条件にはなってしまいますが、
断熱材の性能が悪いから。マンションが古いからと諦めていませんか？
まず、確認して欲しいのは給気口。
結露対策で訪問して一番多いのが、給気口を閉じてしまっています。
給気口を開けていると寒い風が入ってくるので、閉じてしまいがちですが、
気密性の高いマンションでは、必要な換気量です。
トイレやお風呂場の換気扇は24時間換気扇と言われ、
常に作動しておく必要があります。
寝ていて寒い場合は、寝る前に閉めて、起きたら開ける。
部屋にいない時は、必ず、換気口を開きましょう。
本当は窓を開けて換気するのが一番ですが、
この換気口操作するだけでも、部屋の湿度が下がります。
同時に部屋の気温も下がりますので、
結露対策には一番です。
まずは、換気口の確認です。
それでも駄目な場合は、除湿機や、除湿効果のあるエコカラットです。
壁、一面に貼ると調湿効果だけでなく、アクセントにもなり
部屋がおしゃれになり、気分も変わります。
ここで、ポイントは、あえて、外壁面は張らずに残して下さい。
なぜなら、エコカラットは万能ではありません。
エコカラットでも吸収しきれない場合を想定して、外壁面は残しておきます。
エコカラットを貼っても駄目な場合は、外壁面に断熱材を貼ります。
いきなり、エコカラットで仕上げてしまうと、また、剥がさないといけないからです。
ここまで工事をすると壁の結露はほぼ無くなります。
リフォーム業者ですが、まずは工事をせずに、換気を試して下さい。
換気をして駄目な場合はご相談を。
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